オフィス探しにおいて、1人あたりの作業面積をどのくらい確保すべきか、悩む方も多いと思います。今回は、1人あたりに必要なオフィス面積の目安と、広すぎる、または狭すぎるオフィスのデメリットなどについてご紹介します。

オフィスを借りるときの1人あたりの適正な面積は?

賃貸オフィスを借りる際、大人1人あたりが作業するために必要な面積は、約4坪です。4坪は、畳の枚数に換算すると約8帖分であるため、広すぎると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は業種によって適する作業面積は変わります。

たとえばデスクワークが中心の業務であれば、主に使うのはパソコンなので、3坪くらいでも事足りるでしょう。最近はフリーアドレス制を導入している企業も多いため、固定のデスクに私物や資料を置く必要がないのであれば、もう少し省スペース化できます。

一方、製造業などは製品や原材料を保管するスペースも必要なので、4坪以上の広さが必要になるケースもあります。またデスクワークが中心でも、高性能のパソコンや複数のモニターを使って作業するエンジニアやクリエイター系の企業であれば、一般のデスクワークよりも広い面積が必要です。

1人あたりの作業面積が広すぎたり狭すぎたりするオフィスのデメリット

従業員が円滑に業務をこなすためには、ある程度の広さがないといけません。しかし、1人あたりの適正な作業面積以上のスペースがありすぎると、それだけ賃料や電気代などのコストがかかってしまいます。もしスペースが余ってしまった場合は、デスクやオフィス家具のレイアウトを変更したり、パーテーションなどで仕切って会議スペースや応接スペースを作ったりするのも良いでしょう。

一方、コスト重視でオフィスの作業スペースが適正値よりも小さいと業務がしづらく、圧迫感やストレスを感じて従業員の心理面に良くない影響を及ぼしてしまう恐れがあります。コストは削減できてもストレスのある環境は、作業効率の低下や健康面に悪影響を及ぼしかねないため、注意が必要です。

まとめ

オフィス選びの際は、単純に広さと賃料で判断するのではなく、自社の業務内容と従業員数・コストを考慮したうえで、適正な広さを決めることをおすすめします。

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