仕事をする上で職場の快適さはとても大事なポイントで、改善をする事で生産性が向上するとも言われています。

今回、この記事では過ごしやすい賃貸オフィスにするためのレイアウトの方法やおすすめポイントをご紹介していますので、オフィスを借りようとしている方は、ぜひご参考ください。

快適な賃貸オフィスのレイアウトとは?

導入部分でもお話いたしましたが、賃貸オフィスを過ごしやすくしたり、使いやすくしたりと快適にすることで、業務の効率や生産性が向上する場合があります。

使い勝手をよくして快適にするためには、レイアウトが重要な役割を果たします。

なかでも多くの時間を過ごすデスクのレイアウトは、賃貸オフィスでも変更しやすいポイントで、レイアウトの種類は大きく4つに分けられます。

<対向式レイアウト(島型レイアウト)>

よくオフィスで見かけるレイアウトで、デスクを向かい合わせにすることで、スペースを無駄なく利用できます。

周りの人とコミュニケーションをとりやすいスタイルです。

<同向式レイアウト(並列式レイアウト)>

机を同じ向きに向けた並びで、学校の教室のようなレイアウトです。

複数の処理を一人でおこなう一線式業務や、定型業務に向いています。

<ブース式レイアウト>

デスクの周りをパーティションで区切り、個人の業務・作業スペースを確保したレイアウトです。

集中力を必要とする業務に向いていますが、デスクごとに圧迫感がない程度のスペースを要するため、余裕を持ったオフィスの広さが必要になるでしょう。

<フリーアドレス式レイアウト>

近年、注目されているのが各個人のデスクを決めないフリーアドレス式で、デスクのレイアウト自体は対向式が多く見られます。

その日の業務内容で座る場所を決められるため、効率が上がると言われています。

快適に過ごせる賃貸オフィスのポイントとは

他にも賃貸オフィスを快適にするポイントはいくつかあります。

<開放感ある造りに>

デスクや書棚、さまざまな設備があふれがちな賃貸オフィスですが、余裕を持って開放感あるスペースにすることで、快適に過ごせます。

1人当たり2坪前後のパーソナルスペースがあるのが理想的とされています。

<通路をシンプルに>

廊下やデスク後ろの通路は直線を基本にし、交差点もなるべく作らないようにしましょう。

頻繁に人とすれ違う造りは避けるようにします。

また、物が通路に溢れることがないよう、収納のスペースを確保することも快適なオフィス造りの基本です。

<温度・湿度の調整>

労働安全基準法に、エアコンなどの設備が整った環境下では17度以上28度以下、湿度は40%以上70%以下となるよう努めることとあります。

クールビズ、ウォームビズなどの浸透により、暑すぎず、寒すぎずの環境も求められていますね。

快適な温度・湿度にすることで、業務の効率も上がります。

<オフィス内の音>

集中して快適に業務を進めるためには、周囲の音はなるべく減らしたいものです。

打合せ時の声、複合機の動く音、人が歩く音など、一見静かな事務所であってもたくさんの「雑音」が飛び交っています。

床をクッションフロアにする、吸音効果のあるパーティションを設置するなど、音を吸収する効果のある設備を入れましょう。

静かなBGMを鳴らすのも効果的とされています。

まとめ

賃貸オフィスで快適に過ごすためのポイントをご紹介しました。

今回解説したレイアウトパターンやおすすめポイントを試してみる事で、今以上の生産性向上に繋がるかもしれません。

ご自分の会社には何をすれば、より効果的かを確認しながら、いろいろと試してみてくださいね。

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