ショップでもないのにオフィスに自動ドアを設置するなんて、と思ってらっしゃいませんか?

現在はバリアフリーの観点から、自動ドアを設置する企業も増えています。

今回は便利な自動ドアをテーマに、実際にオフィスに設置する際のメリットとデメリットをご紹介します。

オフィスに便利な自動ドアを設置するメリット

オフィスに自動ドアを設置するメリットですが、一番大きな理由は便利だからでしょう。

センサーの位置を調整することで、ドア前で開閉作業をすることもなく、止まらずに通過できます。

オフィスでよくある両手が荷物でふさがっている場面でも、近づくだけでドアが開くのは便利ですね。

また、自動ドアは引き戸タイプであるため、開閉作業が必要でないだけではなく広く開くため、バリアフリーの点でもメリットがあります。

他には、ウイルスが付着しがちなドアの取っ手に手を触れずに開閉できるため、衛生面で安心できます。

自動で閉まるので閉め忘れもなく、塵やほこりの侵入を防ぐこともできます。

衛生面に気を配る食品工場や病院などで自動ドアが多いのも、これが理由です。

また、自動ドアには省エネ効果もあります。

閉め忘れがないことで、冷房・暖房の効果が保たれるのです。

また、引き戸であることで、開き戸に比べてデッドスペースが少なくなることもメリットでしょう。

最近の自動ドアは、オフィスでよく見かけるスチールパーティションにも設置できるほどコンパクトになっています。

オフィス空間の有効活用のためにも、導入はすすめられます。

IDカードとの組み合わせで、セキュリティの強化もでき、入退室ログ管理なども可能です。

オフィスに便利な自動ドアを設置するデメリット

一方、設置する際のデメリットで一番大きいのは導入コストです。

電気で動きますから配線工事も必要ですし、普通のドアと比べて費用がかかります。

消費電力も気になるところですが、省エネ化されており、1日に1000回の開閉をしたとしても、2.6円、月に100円もかからないという機種もあります。

さきほど紹介した空調コストの削減と合わせると、自動ドアの消費電力はデメリットと言えないかもしれません。

他のデメリットは、停電時の動作です。

多くの自動ドアは電気が入らない際に手動で開くようになっているため、避難することは可能ですが、セキュリティは低下します。

社外秘の資料やサーバールームなど、機密情報がある部屋には設置を避けたほうがよいでしょう。

まとめ

オフィスに自動ドアを設置すると、そのドアを通過する際に便利というだけでなく、時間や電力、スペースの節約にも繋がります。

初期費用はかかりますが、その便利さが気になるのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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