賃貸オフィスを探す際、業務を行なう部屋の広さや設備、ビルのエントランスなどはチェックする方が多いですが、トイレの確認を忘れてしまう方もいらっしゃるでしょう。

トイレと業務、一見するとあまり関係がなさそうですが、実は賃貸オフィス探しにおいてトイレチェックは重要なポイントなのです。今回は、賃貸オフィスのトイレの重要性についてご紹介します。

オフィスのトイレは男女別にしよう!

賃貸オフィスによっては、トイレが1つしかなく男女共用となるケースがあります。男女共用のトイレは、男性従業員・女性従業員ともに気を遣い、精神的なストレスが溜まりやすくなります。

そもそも男女共用のトイレを使うことに抵抗がある方もいますし、女性の場合はサニタリー用品の保管場所や処分用のゴミ箱なども必要ですが、男女共用だとなかなか設置しにくいものです。そうした点を考えると、オフィスのトイレは男女別にすることが望ましいでしょう。

オフィスのトイレは数もチェック!

オフィスのトイレチェックのもう一つのポイントは、「数」です。従業員の人数に対してトイレの数が明らかに足りないオフィスは、誰かとトイレのタイミングが被ってしまうと我慢しなければならず、ストレスとなります。生理現象を我慢すると、そちらに意識がいってしまって集中力が途切れ、業務に支障をおよぼしかねません。

また、あまりにも我慢しすぎる回数が増えると膀胱炎などの病気になることもあり、それは会社にとっても従業員にとっても良いこととは言えません。そのため、賃貸オフィスのトイレは従業員数に対して適切な数があるかどうかも確認しましょう。

オフィスのトイレには設置基準がある

日本には、働く方々が快適な労働環境で業務を行なうための基準を定めた労働安全衛生規則という法令がありますが、実はこの中にはオフィスのトイレに関する基準もあります。労働安全衛生規則では、オフィスのトイレは男女別にすること、そして従業員数に対する最低限のトイレの数が定められています。なおこの基準が守られていない場合は、6ヶ月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられることがあるため、その点にもご注意ください。

まとめ

オフィスのトイレは業務と直接関係がなさそうに見えて、当社にご相談頂く際も、良くお話しが出る、実はとても重要なポイントです。従業員の方が快適な労働環境の中で業務に集中できるように、賃貸オフィス探しの際はぜひトイレもチェックしてくださいね。

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