会社を設立した後は、さまざまな税金を払わなければなりません。どの税金を払わなければならないのか、また支払う時期はいつなのか把握していないと、後でペナルティを科される可能性もあります。

今回は、会社が払う税金の種類と払うタイミング、そして北九州市の事業者様向けの便利な申告方法についてご紹介します。

会社が払うべき必要のある税金の種類

会社を経営していて出た利益にかかる税金は、法人税・地方法人税・法人県民税・法人市民税です。

会社の決算期には、決算書の作成が義務付けられています。その決算書を元に税務申告書を作成し、法人税と地方法人税は税務署に納め、地方法人税・法人県民税・法人市民税は管轄の自治体に納付します。

納付の時期は決算終了後、2ヶ月以内と定められています。これらの税金をトータルすると、発生した利益に対して約22~30%が税金として徴収されます。

税率は数年ごとに改正されるので、最新の情報を担当税理士さんに確認しておきましょう。そして会社が課税事業者になっている場合は、消費税の支払い義務があります。

自社が課税事業者に該当するか否かは、下記の基準を見てご判断ください。

(1)資本金が1,000万円を超える新規法人
(2)前々期の課税売上高が1,000万円を超えている
(3)前事業開始日以降6ヶ月間の売上が1,000万円を超えている

なお、資本金が1,000万円未満の新規法人は、最初の2年間は納税義務が免除されます。消費税の課税事業者に該当する場合、支払い時期は決算終了後2ヶ月以内と定められています。

北九州市の会社が税金申告に使うなら「eLTAX」がおすすめ!

会社が税金を払うためには申告が必要ですが、業務の合間を縫って税務署や県税事務所・市税事務所などの関係機関へ出向くのはなかなか手間ですよね。しかし会社が北九州市内にある事業者様なら、eLTAXを利用して税金の申告を行なえますよ。

eLTAXとは、インターネットを利用して税金を電子申告できるシステムです。なお申告対象の税目は、法人市民税・固定資産税(償却資産)・個人市民税(特別徴収)・事業所税の4つです。

初めて利用する際は、まずeLTAXのホームページで利用届出を出して利用者IDなどの通知を取得し、その後は専用ソフトを使って電子申告が可能となります。電子申告できる税目は限られていますが、自宅や会社からいつでも申告できるシステムがあれば便利ではないでしょうか。

まとめ

会社を設立した後は、発生した利益に対してあらゆる税金が課せられます。いつ、どこにどの税金を払うのか把握して、うっかり払い忘れがないようにしましょう。

但し、間違った税金の理解で申告をしてしまうと大変ですので、事業に集中するにも税理士さんなどに依頼する事も選択の一つですので、ご自身にあった申告の仕方を選択してくださいね。

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